アルバイトの応募や就職、転職の際には履歴書が必要不可欠ですね。その中でも、資格欄に記載する運転免許については、どのように書けば良いのか迷ってしまうことがあります。バイトや就職の面接の時に記入する履歴書ですが、いざ書こうと思うと
あれ?バイクの免許の正式名称って?
と迷ってしまうこともあります。
免許証をみて確認しようと思っても、略した名前でしか表示されいてませんし、複数の免許を持っている場合や、免許の種類が変更されている場合には、記載方法に注意が必要です。
今回は、履歴書に運転免許を正しく記載するためのポイントや、免許証に関する確認方法を詳しくご紹介します。正しい情報を提供することで、応募先に良い印象を与え、スムーズな選考を進めるための一助となります。履歴書には免許や資格を書く欄がありますよね?
運転免許証の区分。
バイクを含む自動車の運転免許には3つの区分があります。
履歴書を書く時には関係ありませんが、学科試験に出る事もあるので覚えておきましょう。
1つは第1種免許。僕達が持つ普通の運転免許ですね。
次に第2種免許。タクシーやバスなど、運賃を貰って人を乗せたり、運転代行などの業務に必要な運転免許です。
最後に仮免許。運転免許を取ろうとしている人が、一般道を練習のために運転するのに必要です。
履歴書への運転免許の記入方法
履歴書に運転免許を記載する際、免許の種類だけでなく、免許を取得した日付も必ず記入しなければなりません。免許証には、左下に取得日が記載されており、ここで確認できます。また、免許の種類は「二(二輪)」「小(小型特殊自動車)」「原(原付)」「他(一種二輪以外)」などに分かれているので、該当する欄を見て正しい日付を記載しましょう。
例えば、普通自動車免許を取得している場合、「他」の欄の日付をチェックして記入します。もし、バイク免許を持っている場合は、二輪の欄に記載します。免許を持っている種類をしっかり確認してから記入することが大切です。
自分が保有している免許の種類を確認
運転免許には多くの種類があり、履歴書にはその種類を正確に記載する必要があります。また、自動車とバイクでも免許の種類も異なります。
もし複数の運転免許を持っている場合は、取得した順番に記載するのが一般的です。例えば、普通自動車免許と二輪免許を持っている場合、次のように記載します。
- 2018年4月 普通自動車第一種運転免許 取得
- 2019年10月 普通自動車第二種運転免許 取得
もし他にも複数の資格を持っている場合、履歴書に記載する免許は、応募先の業務に関連のあるものに絞るとよいでしょう。必要ない免許をすべて記載する必要はありませんが、関連性のある資格は記載しておくことで、応募先に自分のスキルをアピールできます。
履歴書に運転免許を記載する際は、免許の種類と取得日を正確に記入することが求められます。また、複数の免許を持っている場合は、取得日が古い順に記載することをおすすめします。業務に関連する免許だけを記載し、履歴書が見やすくなるよう工夫することもポイントです。
免許取得のタイミングに注意
車の免許の話になりますが、2017年3月12日以前に普通自動車免許を取得した場合、その後の免許更新で「準中型免許」に変更されます。しかし、履歴書を記入する際には、現在所持している免許証に記載されている名称をそのまま記載しても問題はありません。
特に更新前の免許を持っている場合は、変更前の名称が記載されていることもあるため、記載する際にはその点に注意が必要です。
自動車運転免許に関する法改正は、2017年3月12日に行われ、これにより普通自動車免許の分類が変更されました。新しい制度では、普通自動車免許を取得した場合、車両総重量3.5tまでの車両を運転できるようになりましたが、改正前に取得している場合は、引き続き5tの車両まで運転可能です。
このような免許の分類変更が行われることは過去にもあり、2007年6月にも改正がありました。最近免許を取得した人は問題ありませんが、今後新たな法改正が行われる可能性もあるため、定期的に免許の内容をチェックすることが大切です。
バイクの免許の正式名称。
バイクの免許の種類も複数ありますが、これらについては前回の記事で詳しく解説しています。
履歴書に記載する自動車・バイク免許の正式名称
それでは履歴書にバイク免許を書く場合の書き方ですね。免許の種類を改めて1つずつ見てみると、さまざまな種類があり、それぞれの免許には正式名称があります。履歴書に記載する際は、必ず正式名称を使用するようにしましょう。以下に、自動車およびバイクの免許に関する正式名称を一覧で紹介します。
- 普通免許
正式名称:普通自動車第一種運転免許 - 大型免許
正式名称:大型自動車第一種運転免許 - 中型免許
正式名称:中型自動車第一種運転免許 - 普通二輪免許
正式名称:普通自動二輪車免許 - 準中型免許
正式名称:準中型自動車免許 - 原付免許
正式名称:原動機付自転車免許 - 大型二輪免許
正式名称:大型自動二輪車免許 - 小型特殊免許
正式名称:小型特殊自動車免許 - 大型特殊免許
正式名称:大型特殊自動車免許 - 大型特殊第二種免許
正式名称:大型特殊自動車第二種免許 - 普通第二種免許
正式名称:普通自動車第二種運転免許 - 中型第二種免許
正式名称:中型自動車第二種運転免許 - 大型第二種免許
正式名称:大型自動車第二種運転免許 - 牽引第一種免許
正式名称:牽引自動車第一種運転免許 - 牽引第二種免許
正式名称:牽引自動車第二種運転免許
これらの免許は、履歴書に記載する際に正しい名称を使用することで、より信頼性のある情報を提供できます。特に、履歴書に記載する資格や免許は正確に記入することが重要ですので、記入前にしっかりと確認して正式名称を記入しましょう。
間違った記入をすると、印象も悪くなりますし、いい加減なヤツだ!なんて思われてしまうかもしれませんしね。
正確に、かつ、見た人がわかりやすいように記入した方が印象も良いですね。
まとめ。
履歴書に運転免許を記載する際には、免許の正式名称と取得日を正確に記入することが大切です。
また、複数の免許を取得している場合や免許の区分が変わった場合には、運転免許証だけでは全ての免許を確認できないため、運転免許経歴証明書を活用するのが効果的です。免許の種類や取得日についてしっかり確認し、誤りなく記入することで、書類選考を通過しやすくなります。
これらのポイントを押さえて、安心して履歴書を提出しましょう。バイク免許の正式名称を正確に知っている人は意外と少ないかもしれません。
特に400ccまで乗れる普通自動二輪免許は、昔は皆さん中免と呼んでいましたので、中型自動二輪免許が正式名称だと思っている人も多いでしょう。
道路交通法の改正などで時々変わる免許証の名称ですし、場合によっては乗れる車種に変更がある場合もあります。名称とともに条件等もちゃんと覚えておいて下さい。