5回目で合格!府中試験場のバイク技能試験の続きと結果。

バイク免許の体験談

バイクの1発試験!難易度はかなり高いと言われています。

前回お伝えした合格率は、ちゃんとした運転技術が無いのに無謀にもチャレンジしてくる人を含めた数字なので、再取得の人やそれなりに練習している人、原付でもバイクの経験がある人に限って見れば、過去のデータよりも高いと思われます。

それでもやっぱり、普段の乗り方とは違った合格に必要な運転方法が求められますし、一本橋やスラローム、急制動といった課題の難易度は、運転経験があってもなかなか高いとこれまでの4回の受験経験から感じます。

今回で5回目の挑戦ですが、僕の前の受験者はかなり上手な運転でありながら、急制動で不合格になってしまいました…やっぱり不安〜な府中試験場でのバイクの技能試験の様子などの体験談です。

技能試験は落ち着く事が一番!

かなり不安な気持ちですが、ここで気持ちをしっかり作りましょう。

落ち着いて、肩の力を抜いて、これまで落ちた時の反省点を頭の中で復習。

必要なのは減点をいかに少なくするのかと、課題をきっちりクリアすること。

ニーグリップでフラ付きを減らし、目視での安全確認をと自分に言い聞かせますが、

ん〜、大丈夫な気もするし、やっぱり難しい急制動がクリアできない気もするし…

などなど頭の中はグルグルしていました。

とにかく落ち着いて、リラックス。そして集中してスタート!

その甲斐あってか、自分ではなかなか良い走りで急制動までやってきました!

落ち着いて集中してたおかげか、直線で40キロの速度をうまくキープしてブレーキポイントに。

パイロンに確実に前輪がかかってからブレーキ!

タイヤロックしそうになりましたが、距離的には余裕を持って2つ目の目印の手前で停止しました…

5回目の1発試験の合格は?

ここで運命の道は3つ。

  1. 課題クリア!
  2. 再チャレンジ。
  3. 試験終了…

ふぅ〜、進入速度が微妙だったかな?

するとスピーカーから

「ザザッ…」

スピーカーからアナウンスがあるとすると再チャレンジか試験終了、どっちだ!

と思っても、何もアナウンスがありません。

おや?何故?と、試験官の方に目をやりますが、やっぱりアナウンス無し!

という事は、急制動の課題クリア!

心の中でやった!とガッツポーズしますが、まだ試験は終わりではありません。

もう一度、心を落ち着かせ、慎重に発車、最期の課題の坂道発進を、フットブレーキを踏みながら確実にクリア。

ゴールの発着点に合格をほぼ確信しつつ、何か忘れてないかな?本当にゴールしちゃって良いのかな?と思いながら向かいます。

左に寄せて発着点のバイロンに停車。

試験官の元に向かい、合格か不合格かを告げられます…

ついに1発試験合格!何回目?5回目。

ドキドキ、全ての課題を終えてゴールの発着点に戻れたので、合格は確定的です。

選挙で例えるなら、当確マーク付いてます。

それでもドキドキする合格発表、試験官の口から出たのは

「えー、おおむね合格。」

やりました!”おおむね?”でも合格は合格!試験は合格か不合格しかありません!

まぁ自覚もありますが、

「もう少しニーグリップをしっかりして、膝でオートバイをコントロールしながらフラつきや膝がパタパタ開くのを無くす事を意識し、安全運転に努めてください、おめでとうございます。」

みたいな事を告げられ、終了〜

長かった1発試験のチャレンジもこれで終了ですよ。

合格後の免許交付までの流れ。

何度も言いますが、1発試験では合格したらその日に免許交付にはなりません。

この後は、指定教習所、つまり一般的な自動車学校ですね。そこで行われている取得時講習というのを受講して、またまた府中試験場に来て、交付の手続き→交付となります。

この取得時講習がなかなかのクセものですが、合格の興奮を抑えながら、3階の38番窓口で取得時講習の予約を取り、講習料金の12,000円(高い!)を納め、書類をもらって試験場を後にします。

次にこの場所、府中試験場に来た時には、バイク免許の再取得です。

府中試験場から武蔵小金井に行くバス停で、僕の前に受験して不合格になってしまった人を見かけましたが、やっぱり落ち込んでいるようでした。

大丈夫、君なら次回は合格できるよ!

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