バイクの1発試験は非常に難易度が高いです。
中でも急制動は、特に難しい課題だと言えるでしょう。
僕は東京の府中試験場で、1発試験を5回受験して合格しました。
つまり4回不合格。
そのうちの2回は急制動で不合格になってます。
でもポイントをおさえて、落ち着いてクリアしちゃいましょう。
ちょっとした裏技もありますよ。
バイクの免許試験を受ける際、多くの人が難しく感じる課題の一つが「急制動」です。急制動は、突然の危険回避のためにバイクを素早く、安全に止める技術を試される項目で、試験の合否を分ける重要な要素となります。初心者でも安心して合格できるように、急制動の基本からコツまで解説しますので、しっかりと練習しておきましょう。
急制動の概要と重要性
急制動とは?
急制動とは、バイクを停止させる緊急時の技術を指します。通常、バイクを運転中に予期せぬ障害物や危険が現れた際、即座に安全に停止することが求められます。
試験では、急制動を行うために一定の距離内で、制限時間以内にバイクを完全に止めることが求められます。この技術は、バイクを安定して操作するために非常に重要です。
急制動の重要性
急制動は、免許試験の中でも特に合否を左右するポイントです。試験官は、急制動の際に「バイクを安全に停止させる能力」と「周囲の状況に即応できる判断力」を評価します。
もし急制動を失敗してしまうと、その時点で試験に不合格となる可能性が高くなります。
なぜ急制動が難しいのかというと、適切なブレーキ操作とバイクの姿勢維持を瞬時に判断し、冷静に行動する必要があるためです。特に初心者にとっては、緊張や焦りが原因で誤った操作をしてしまいがちですが、しっかりとコツを押さえて練習すれば必ず克服できます。
試験における評価基準では、急制動時の「停止位置」や「停止までの時間」、そして「バイクの安定性」などが重要視されます。このため、正確な技術と冷静な判断力を養うことが、急制動合格のカギとなります。
急制動の合格基準と減点ポイント
急制動合格のための条件
バイクの急制動を成功させるためには、いくつかの条件をクリアする必要があります。試験官が重視する項目は、以下の通りです。
- 速度:急制動は、試験前に指定された速度(通常40km/h)で進行しなければなりません。この速度で走行しながら、決められたポイントで急制動を行う必要があります。
- ブレーキタイミング:パイロンを通過した後、適切なタイミングでブレーキをかけることが求められます。ブレーキが早すぎても遅すぎても減点対象になります。
- 停止位置:停止位置が規定の範囲内に収まることが重要です。指定された停止線を越えないように止まることが合格の条件です。
これらのポイントをしっかり守ることが急制動合格のための基本です。
急制動の減点ポイント
急制動では、以下のようなミスが減点の対象となりますので注意が必要です。
- パイロン通過後に早すぎるブレーキ:ブレーキをかけるのが早すぎると、急制動の効果的な停止距離を短縮できず、減点されます。適切なタイミングでブレーキをかけることが重要です。
- タイヤロック:フロントブレーキやリアブレーキを強くかけすぎてタイヤがロックしてしまうと、安全性が損なわれ、減点対象になります。ブレーキ操作は、タイヤが滑らないように注意深く行いましょう。
- 停止位置を越えてしまう:指定された停止位置を越えて止まることも減点の対象です。止まる位置をしっかりと意識して走行することが必要です。
- 安定したバイクの姿勢が取れない:バイクが不安定になり、ふらついたり転倒したりすると、減点されます。安定した姿勢で急制動を行うことが大切です。
急制動をクリアするためには、これらの減点ポイントに十分注意を払い、練習を積むことが求められます。
急制動を合格する方法。
一つ一つを確実にやるしかないんですが、目安としては、手前のカーブを抜けたら早目に40キロ出し、42キロぐらいをキープしながらパイロンに入り、確実にパイロンを越えてから前輪後輪の両方のブレーキを使って停止。
意外と難しいのが直線コースで40キロをキープすること。アクセルを緩めると思いの外エンジンブレーキが効いて、速度が不安定になりがちなので、微妙なアクセルワークが必要なんですが、
ここで一つ裏技があります。
少しテクニックに自信が無いとできませんが、通常は3速で走行するギアを4速まで上げてみましょう。
すると3速だとかかり過ぎるエンジンブレーキが弱まるので、40キロのキープがしやすくなります。
どうですか?ギアチェンジには自信があるけど速度維持に自信が無い方は試してみてください。
40キロでブレーキをかけるポイントまで行ければ、残すは確実なブレーキングのみ!
ここは、気合いですかね。
急制動成功にはメンタル面も大事!
急制動を成功させるためには、技術的な準備だけでなく、メンタル面の準備も非常に重要です。試験中に焦りや緊張からミスを犯さないために、以下の心構えを持つことが大切です。
落ち着いて試験に臨む心構え
急制動は練習を重ねることで上達しますが、本番では緊張してしまうこともあります。そんな時に大切なのは、焦らず一つ一つのポイントをクリアすることです。試験中に「急いで結果を出さなきゃ」と焦る気持ちを抑え、落ち着いて自分のペースで進行することが、成功に繋がります。焦ることでブレーキタイミングを誤ったり、姿勢が崩れたりすることが多いため、ゆっくりと確認しながら操作することが大切です。
また、事前に何度も練習してきたことを思い出し、自分を信じることも重要です。しっかりと準備してきた自分に自信を持ち、試験では冷静に行動できるようにしましょう。
自信を持って挑戦するためのコツ
自信を持って急制動に挑戦するためには、ポジティブな気持ちが意外と効果的です。試験前に「できる」「大丈夫」と自分に言い聞かせることで、リラックスして挑戦できます。もし、失敗を恐れてしまう場合は、失敗しても立ち直れることを意識して開き直ることも大切です。バイクの運転には常にリスクが伴いますが、試験はその中でも最良の結果を出すことを心がけましょう。
試験当日は、心を落ち着かせるために深呼吸をすることも有効です。深呼吸を繰り返すことで、体の緊張をほぐし、冷静に試験に臨むことができます。どんな状況でも落ち着いて対応できるように、心の準備をしておきましょう。
まとめ
急制動はバイク免許試験の中でも非常に重要な課題ですが、しっかりと練習し、ポイントを押さえれば、誰でも成功することができます。まずは速度とブレーキタイミングに気を付け、停止位置を正確に守ることが基本です。加えて、アクセルやギアの使い方、目線、姿勢などを意識して、安定した操作を心がけましょう。
また、急制動に挑戦する際は、落ち着いて焦らずに試験に臨むことが成功のカギです。緊張せずに自信を持って、冷静に一つ一つのポイントをクリアすることで、確実に合格を手にすることができます。
バイクの急制動は、実際の運転にも役立つスキルです。試験を通じて、より安全で確実な運転技術を身につけることができますので、練習と心構えを大切にして、試験に臨んでください。自信を持って挑戦し、合格を目指しましょう!