府中試験場での「本免学科試験」、いわゆる“一発試験”に挑戦し、今回は無事に本免学科試験に一発合格してきました!
とはいえ、実は一発試験といっても、府中試験場には最低でも5回通う必要があるのが現実なのをご存知ですか?。今回は、私が実際に受験した際の本免学科試験のリアルな様子や、一発合格のために実践したことを「体験談」として詳しくご紹介します。
一発試験でも“5回通う”のは当たり前?
「一発試験」という言葉を聞くと、「一度の試験で免許が取れるのかな?」と感じるかもしれません。でも実際はそんなに甘くありません。
試験場での手続きや技能・学科試験など、全部自分で進める必要があり、少なくとも5回は府中試験場に足を運ぶことになります。
僕のケースだと、以下のような流れになりました。
- 仮免の適性検査&学科試験
- 仮免技能試験(2回で合格)
- 本免技能試験
- 本免学科試験
- 免許証交付
つまり「一発合格」とは、各試験に一回で合格していくという意味なんですね。
ps.後日談ですが、僕は仮免技能試験以外は1発合格!試験場に行ったのは合計6回ですが、その他にも免取の方の再取得には必須の取り消し処分者講習を2日間と、取得時講習の代わりになる特定教習にも行ってます。つまりは長い道のりなんです。
本免学科試験の勉強法|裏校には行かず、独学で合格
本免学科試験に向けて、僕は裏校(いわゆる“ウラコー”)には通いませんでした。ネットで情報を探していると、「裏校に行くべき?」と迷う方も多いですね。僕は仮免学科試験の前に裏校に行きその内容も知っていましたので、今回も行こうかどうか迷いましたが、結論から言うと、短期集中でアプリを使った独学でも十分合格できます。
僕は受験前の2日前までは、スマホアプリを使って隙間時間を問題を解く時間に当てました。正誤の解説を見ながら間違えた問題を内容を含めて何度も復習し、特に数字系の項目(例:駐車禁止の距離や標識の意味などの混同しやすい数字の問題)は、メモにまとめて、こちらも空き時間に確認。
この「数字の暗記」が地味に大事で、試験でもよく問われます。夜寝る前にも確認するようにして、知識を定着させました。
府中試験場|当日の流れと過ごし方
本免学科試験を受けるには、当日の午前中に受付を済ませる必要があります。今回は午後の試験を受けることにしましたが、午後に試験を受ける場合であっても、受付は午前のみなので要注意です。
追記:2025年から仮免学科試験も完全予約制になりましたのでご注意ください!
詳しくは以下の記事で解説しています。

受付が終わったら、試験開始の13時までは時間があります。僕はその間、地下の食堂で軽く昼食を取りながらアプリで復習していました。
ちなみに府中試験場の地下には「ラーメン」「カレー」「定食」などのメニューがあり、意外としっかりした食堂です。落ち着いて勉強できるので、試験前の復習にはぴったりの環境ですよ。

また、喫煙所は建物の外にあるので、リラックスしたい方は一服してから試験に挑むこともできます。
本免学科試験の様子|問題の傾向と注意点
13時になり、いよいよ試験開始。僕が受けた日には、仮免・原付・二種免許などを受ける人も同じ部屋で試験を受けていました。仮免学科試験の時と同じですね。
試験室に入ると、鉛筆と消しゴムが配られ、指定された席に着席。周りの人の緊張感がひしひしと伝わってきて、こちらも自然と背筋が伸びます。
試験時間は60分。問題は〇×式で、正答率90%(90点)以上で合格となります。
勉強の甲斐もあってか?比較的スムーズに解けましたが、途中で退室する人がいたり、それぞれの試験時間の終了を告げるアナウンスの声が意外と響くので、集中力を保つことが何よりも大切だと感じました。
(更に隣の人の口臭がなかなか…という厳しい環境の中でしたが、鉛筆の木の匂いなんかを嗅いで臭いをごましながら、何とか口臭に耐えて集中!)
また、スマホで勉強していた人にとっては、マークシート形式に少し戸惑うかもしれません。マークの塗りミスやずれには十分注意してください。
合格発表とその後
試験終了後は、別室で30分ほど待機。スクリーンに受験番号が表示され、合否が発表されます。
番号が出た瞬間、「やった…!」と安堵のため息。無事、一発合格でした。
ちなみに同じ部屋にいた隣の席の人も受かっていたようで、試験中の“口臭”の件はさておき、ちょっと嬉しい気持ちになりました(笑)
おまけ|一夜漬けは危険?効率的な勉強スケジュール
僕は「一夜漬け」ではなく「二夜漬け」で対策しました。やはり1日では覚えきれない部分もあるので、事前の準備と、少なくとも2〜3日は集中して勉強する期間を作ることをおすすめします。
寝る前にアプリで問題を解き、翌日もう一度やり直す。これだけでも記憶の定着はかなり変わります。

まとめ|府中試験場の本免学科試験で一発合格のポイント
府中試験場での本免学科試験は、しっかり準備すれば独学でも十分に一発合格が可能です。
大事なのは、
- 午前中の受付を忘れないこと
- 数字問題とマークミス対策を怠らないこと
- 試験当日の雑音や緊張に流されず、落ち着いて解くこと
「一発合格」は簡単ではないですが、不可能ではありません。これから受験する方の参考になれば嬉しいです!
