「仮免の技能試験、どこで減点されるのかがわからない…」
「一発試験に挑戦するけど、何に気をつければいいの?」
そんな不安を感じている方に向けて、この記事では仮免技能試験でよくある減点項目や、合格するためにやるべきことをわかりやすく解説していきます。
実際に試験を受けた体験や、試験官・講習の教官から聞いたアドバイスをもとに、特に見落としがちなポイントをリアルに紹介。
たとえば「左折時の左寄せ不足」や「脱輪」、「安全確認の目視不足」など、うっかりやってしまいがちなミスこそが、減点や失格につながる落とし穴なんです。
本記事では、仮免技能試験に一発で合格するための心構えや、試験前に見直したい運転のクセ、気をつけるべき運転操作などを詳しくまとめています。
「これから仮免試験を受ける」「一発合格を目指したい」そんなあなたにとって、自信を持って試験に臨むためのガイドとなるはずです!
仮免技能試験で最も減点されやすいポイント【やること編】
一発試験で仮免技能試験を受けるとき、もっとも重要でありながら、多くの人が減点されがちなのが「左の寄せ」です。
実際、僕が試験を受けたときも、試験官からまず指摘されたのがこのポイントでした。そして、取消処分者講習の教官からも「左にしっかり寄せないと仮免は受からないよ」と何度も言われました。
なぜ「左の寄せ」がそんなに大事なのか?
それは、試験では 「路上に出る前の基本動作がしっかり身についているか」 が厳しく見られるからです。
●左折のとき、しっかり寄せられていますか?
たとえば左折する前、あなたはちゃんと道路の左端に寄せていますか?
なんとなく「右にちょっと膨らんでから左折したほうが安全かな」と思っていませんか?
その「右に膨らむ動作」が “右振り” です。
この右振り、試験では減点対象です。
僕自身、運転経験があったので、普段の感覚で「楽な運転」をしてしまい、知らず知らずのうちに右に膨らんでから左折するクセがついていました。でも試験ではそのクセがマイナスになります。
●試験で気をつけたい「やること」リスト(左折時)
- 左折前にウインカーを出すタイミング(30m手前)
- ミラー確認 → 目視 → 徐々に左に寄せる
- 左端に沿って減速・確認しながらスムーズに左折
- 絶対に右にふくらまない
この一連の動作が「自然に、スムーズに」できるようになっているかが大切なんです。もちろん練習が必要ですが、コツを押さえていれば再現は可能です。
第2章:安全確認の減点を防ぐ!【気をつけること編】
仮免技能試験での減点項目として、ほぼ全員が意識しておくべきなのが「安全確認」です。
中でも、“目視による確認”がしっかりできていないと、あっという間に大きく減点されてしまいます。
よくあるのが、ミラーを「チラ見しただけ」で済ませてしまうパターン。
バックミラーやサイドミラー、ルームミラーを見るだけではダメなんです。
試験官が求めているのは、「顔をしっかり左右に向ける」目視による安全確認。
ここが、技能試験で合格するために絶対に気をつけることの一つです。
●こんな確認では減点されます…
- ミラーだけチラ見して顔を動かさない
- ウインカーを出すだけで確認を省略
- 左折・右折時に巻き込み確認をしない
こういった行動は、すべて仮免技能試験の減点対象になります。
●試験官に伝わる安全確認のやり方
- ミラーを確認したあと、顔をハッキリ左右に向ける
- 後方や側方の確認では、肩ごと少し動かして大げさに見る
- 発進・左折・右折・進路変更など、すべてのタイミングで実施
つまり、「やってますよ!」と試験官に伝わる動作が必要なんですね。
僕自身も最初はこれがなかなか自然にできず、「確認してるつもりだったのに減点された…」ということがありました。
でも意識的にやってみると、慣れてくると自然な動作としてできるようになります。
「オーバーかな?」と思うくらいの確認が、ちょうどいいんです。
第3章:脱輪は一発アウト!?注意すべきポイント
仮免技能試験の中でも、もっともシビアな減点項目のひとつが「脱輪」です。
実はこれ、場合によっては即時中止=その場で試験終了になることもあります。
脱輪とは、車のタイヤの一部または全体が、車道の端から落ちてしまうことを指します。
たとえば方向変換やS字、クランクなどの課題中にタイヤが脱輪すると、その時点で試験終了。まさに一発アウトです。
●どこで脱輪しやすい?
- 方向変換(特にバックで車庫に入れるとき)
- S字・クランク(ハンドル操作のタイミングがズレたとき)
- 縁石ギリギリの左寄せや発進時
ちょっと気を抜いた瞬間に、「ゴトッ」と縁石に乗り上げたり、脱輪してしまうケースが本当に多いです。
●脱輪を防ぐために気をつけること
- 車幅感覚をしっかり掴む
- ミラーと目視でタイヤ位置を意識する
- ゆっくり慎重に操作することを最優先する
- 切り返しは恥じゃない!必要なら何度でもやり直す
試験中、「あっ、ちょっとズレたな」と思ったら、すぐに落ち着いて一度停止して切り返しましょう。
仮免技能試験では、切り返しそのものは減点されません。むしろ、無理して進んで脱輪する方が致命的です。
僕も初回の試験で、「ちょっと強引に行けるかな…」と思った結果、脱輪ギリギリのところでヒヤッとしたことがあります。
少しでも不安があったら、止まる→確認する→やり直す。この3ステップが減点回避のコツです。
第4章:仮免技能試験に合格するための心構えとコツ
仮免技能試験では、「上手に運転できること」よりも「安全に運転できること」が重視されます。
そのため、ベテラン運転手であっても、独自のクセが染みついていると思わぬ減点項目に引っかかることがあるんです。
●運転前にやることリスト(基本だけど超重要)
- シート・ミラーの位置調整(試験官がしっかり見ています)
- シートベルトの着用確認(自分も同乗者も)
- 発進前の安全確認と合図(忘れがちです)
これらは当たり前のことですが、緊張しているとつい抜けがち。
試験開始直後から「減点項目」が発生してしまうこともあるので、しっかりルーティン化しておきましょう。
●試験中に意識したい心構え
- 「とにかく落ち着く」ことが最大の武器
- 操作に迷ったら、一度停止して深呼吸する
- 焦って強引な動きをしない(減点よりも中止のリスクが高い)
仮免試験中は「やり直しOK」の課題もあります。
一発で決めようとせず、確実に・安全にこなすことが合格への近道なんです。
●試験官は“減点を探している”わけではない
これは意外かもしれませんが、試験官は落とすために見ているわけではなく、
「この人が路上に出ても大丈夫か?」をチェックしているだけ。
なので、安全確認がしっかりできていて、丁寧な運転ができていれば、
多少モタついても合格するケースは十分にあります。
僕も最初の頃は「試験官=敵」みたいな意識がありましたが、ちゃんと基本ができていれば見ていてくれるんだな、と思えました。
第5章:まとめ|仮免技能試験の減点ポイントを把握して合格に近づこう
仮免技能試験に一発で合格するためには、「上手な運転」ではなく「正しい運転」が求められます。
そしてその正しさは、試験での減点項目を事前に知っておくことで、しっかり対策できます。
特に以下のポイントは、多くの受験者が見落として減点されやすい要注意項目です:
- 左折時の「左寄せ」不足(+右振り)
- 目視による安全確認の不足
- ハンドル操作の癖(片手・逆手)
- 脱輪やふらつきによる危険行為
これらは「気をつけること」として、意識するだけでグッと合格率が上がります。
合格に近づくための心がけ
✅ 安全確認は“試験官に伝わるように”オーバーリアクションで
✅ 減点される運転の癖がないか、事前に自己チェック
✅ 「やり直しOK」の場面では落ち着いて再チャレンジ
✅ 試験前のチェックリストを作っておくと安心
仮免試験は、ただの通過点ではありますが、ここをクリアしないと路上には出られません。
とはいえ、コツを押さえて丁寧に運転すれば、誰でも合格できる試験です。
一発試験はたしかに難しい部分もありますが、ポイントを押さえて備えれば大丈夫!
このブログが少しでも、これから仮免技能試験を受けるあなたの役に立てばうれしいです。