バイク一発試験の流れとは?申し込みから免許交付までの期間を解説

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バイクの免許を教習所に通わず、試験場で直接取得する「一発試験」。その名のとおり、一度の試験で合格すれば取得できる制度ですが、実際にはいくつかの段階を踏む必要があります。

ここでは、僕自身が実際に「普通自動二輪免許(中型)」を一発試験で取得した流れをもとに、手続きのステップをわかりやすく解説していきます。

まず最初にお伝えしておきたいのが、「一発試験=即日免許取得」ではないという点です。あくまで、試験に合格すれば教習所に通わずに免許を取れるという制度であって、複数回の試験や講習が必要となります。

【バイク一発試験の基本的な流れ】

以下が、僕が実際に経験した「普通自動二輪一発試験」の流れです。

  1. 試験場での申し込み・適性検査(視力・色覚など)
  2. 学科試験の受験(すでに普通車免許があれば免除される)
  3. 技能試験の予約と受験
  4. 取得時講習(自動車学校で受講、技能試験合格後に受ける)
  5. 再び試験場へ行き、免許証の交付手続き

これが基本の流れですが、実際にはそれぞれの予約や受験に日数がかかります。

僕の場合は、初回の申し込みから免許証の交付までに約1ヶ月半かかりました。特に技能試験は受かるのが難しくて予約が取りづらく、落ちたら次の予約は1〜2週間先になることもザラです。取得時講習も混雑していて、1回のキャンセルでさらに1〜2週間ずれ込むこともありました。

目次

バイク一発試験の期間を短縮できる?手続きを省略できるパターンとは

通常、一発試験でバイク免許を取得するには、申し込みから免許証の交付まで約1〜2ヶ月の期間がかかります。しかし、条件によってはこの流れを一部省略でき、取得までの日数をぐっと短縮できるケースもあるんです。

僕が試験場で出会った方の中には、わずか2日で免許を手に入れたという強者もいました(実際にはかなりレアケースですが)。

最短でバイク免許を取るには?

最短で免許取得が可能なのは、以下の条件を満たしている場合です。

  • すでに普通自動車などの免許を保有していて、学科試験が免除される
  • 「特定教習」(取得時講習に相当)を事前に受講している

この2つを満たせば、手続きは以下のような簡略化された流れになります。

  1. 試験場での申し込み(技能試験の予約のみ)
  2. 技能試験の受験
  3. 合格後、その日のうちに免許証の交付手続き

つまり、「バイク 一発試験の流れ」が通常5ステップあるのに対して、このパターンでは最短2ステップで完了します。極端な話、技能試験の予約が取れさえすれば、申し込み翌日に技能試験を受けて、その場で免許証をもらえるということも不可能ではありません(予約が取れれば、ですが…)。

僕自身はこの最短ルートは使えなかったのですが、試験場で知り合った40代男性がこのパターンで合格していて、「準備さえしておけば、意外とあっさり取れるよ」と言っていたのが印象的でした。

取得時講習を事前に受けておくと期間短縮に効果大!

バイクの一発試験で合格したあと、多くの人が次に直面するのが「取得時講習」です。これは技能試験に合格した後、指定された教習所で1日かけて受ける講習で、受講しないと免許証が交付されません。

ですが、実はこの取得時講習を事前に受講しておくことで、バイク一発試験の流れをさらに短縮できるんです。

僕の場合はこの方法を知らず、技能試験に合格した後に再び教習所で取得時講習の予約をして、受講後にさらに試験場へ戻って交付(正確には更新)手続きを…という流れになってしまい、結局プラス2週間かかりました。

特定教習を事前に受けておくとどうなる?

取得時講習に相当する「特定教習」を、技能試験の前に受けておくと、合格後すぐに免許証の交付手続きができるようになります。

この流れを簡単に整理するとこうなります。

  1. 特定教習を先に受講
  2. 技能試験を受ける
  3. 合格後、そのまま試験場で免許交付の手続きへ!

通常であれば「バイク一発試験の期間」は1〜2ヶ月ですが、この方法を活用すれば、合格後の講習待ちの数週間がまるごと省略できるので、実質的に2〜3週間で免許が取れるケースもあります。

特定教習を受けられる教習所は限られている

注意点として、この「特定教習」を事前に実施している教習所はかなり少ないです。

僕が探したときは、都内ではヒットせず、神奈川県の二俣川自動車学校がかろうじて実施しているという情報を見つけました(予約はすぐ埋まるとのこと)。こればかりは、地域によって運と根気が試される部分ですね。

バイク一発試験にかかる期間はどれくらい?体験からリアルな日数

「バイク 一発試験の期間はどのくらいかかるの?」というのは、多くの受験者が気になるポイントですよね。ネットでは「最短2日で取れる!」なんて情報もありますが、実際にはどうなのでしょうか?

ここでは、僕自身の体験をもとに、一発試験の流れにかかる現実的な期間をご紹介します。

理論上は最短2日。でもそれは“奇跡的”なケース

まず、もう一度、理論上の最短ルートを整理してみましょう。

理論上の最短ルート
  • 特定教習を事前に受講(取得時講習免除)
  • 申し込みと技能試験の予約(タイミングが合えばすぐ取れることも)
  • 技能試験に一発で合格
  • 合格当日に免許証の交付手続き

この流れならたしかに最短2日で完結する可能性もあります。ただし、技能試験の予約が翌日すぐに取れるなんてケースは極めてレアです。僕のときは、予約が混雑していて、最短でも2週間先しか取れませんでした。

一般的なバイク一発試験の流れと期間

実際の「バイク一発試験の期間」はどうかというと、以下のようなステップになります。

  1. 申し込み&適性検査
  2. 学科試験(免除されていない場合)
  3. 技能試験(不合格だと再試験の予約待ちが発生)
  4. 取得時講習(または特定教習)
  5. 免許証の交付

このうち、技能試験や講習の予約待ちが一番時間を取られるポイントです。

  • 技能試験の予約:1〜3週間待ち
  • 取得時講習の予約:2〜3週間待ち

つまり、全体の流れをスムーズに進められても、1ヶ月〜1ヶ月半は見ておいた方が現実的なんです。僕の場合は、一度技能試験に落ちてしまう度に、再受験までにさらに10日かかりました…。

教習所との比較:期間短縮を重視するならどっち?

ちなみに、教習所に通う場合はすべての講習がカリキュラムに含まれていて、2〜3週間ほどで免許取得できるケースも多いです。費用は高くなりますが、期間短縮を最優先したい方にはとても有力な選択肢です。

一発試験は確かに費用が抑えられる反面、期間的には不確定要素が多く、合格までの流れが長引くリスクがあるというのが正直なところです。

以上!「バイク 一発試験 流れ」と「期間」について、リアルな体験談を交えて整理しました。

ありがとうございます。では最後のまとめパートとして、読者が「自分にバイク一発試験が合っているのか」を判断しやすいよう、「バイク 一発試験 流れ」と「期間」に触れながらリライトします。

バイク一発試験はこんな人におすすめ!

ここまで、バイクの一発試験の流れや期間について、実体験を交えてご紹介してきました。

「費用は安く済ませたいけど、どれくらい時間がかかるの?」
「教習所と比べて何が大変なの?」

そんな疑問を持っていた方も、だいぶイメージが湧いてきたのではないでしょうか。

では最後に、一発試験に向いているのはどんな人か、整理してみます。

一発試験に向いている人の特徴

  • とにかく費用を安く抑えたい人
    → 教習所の費用に比べると、圧倒的に安いのが一発試験の魅力。僕も費用面を重視して受けました。
  • 時間にある程度の余裕がある人
    → 技能試験の予約や取得時講習で1ヶ月以上かかるのは普通です。
  • ある程度の運転技術がある人、または練習環境がある人
    → 教習所のように段階的な練習がないので、事前の自主練習や対策は不可欠。
  • 試験に落ちても気持ちを切り替えてチャレンジできる人
    → 合格するまで複数回受ける人も珍しくありません。僕も1回落ちました…。

一発試験は「コスパ最強」だけど、「手間と根気」が必要

正直なところ、バイクの一発試験は誰にでもおすすめできる方法ではありません。でも、「時間はかかってもいいから、とにかく安く免許を取りたい!」という人にとっては、かなり魅力的なルートです。

自分の生活スタイルやスケジュール、運転スキルと相談しながら、「自分に合っているか」を考えてみるとよいでしょう。

僕の体験談も、ぜひ参考にしてください👇

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この記事を書いた人

不覚にもうっかり失効中に駐禁…無免許運転という事で免許取消し処分になりました。
そこから府中試験場での1発試験で再取得をしましたが、これがなかなか大変でした。
その時の体験談と、運転免許の1発試験合格に役立つ情報をシェアします!

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