【府中での取得時講習】一発試験合格後の流れと免除条件を解説!

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運転免許を取得するにあたって、必ず受講しなければならない取得時講習は、比較的、新しい制度で平成6年から義務付けられました。

講習内容は高速道路を走る時の注意点、危険予測、万が一の事故や、事故に遭遇した時に備えて知識をつけておく応急救護措置の方法など、運転技術や道路交通法以外の部分で、運転する時に持っておくべき知識の講習といったところでしょうか?

運転免許を取得する際、試験に合格しただけでは免許証は交付されず、この​「取得時講習」を受講することが必要です。​この記事では、府中運転免許試験場での取得時講習の詳細や免除条件、受講場所、うっかり失効後の対応について詳しく解説します。​

目次

合格後に必要!取得時講習な何をする?

取得時講習は、平成6年から義務付けられた法定講習で、運転技術や道路交通法以外の知識を身につけることを目的としています。講習内容は以下の3つに分かれています。

  • 危険予測講習:事故の再現VTRの鑑賞やシミュレーターを使用した危険運転の体験などを通じて、危険を予測する能力を養います。
  • 高速道路講習:高速道路を走行する際の注意点やマナーについて学びます。
  • 応急救護処置講習:心肺蘇生やAEDの使用方法など、万が一の事故に備えた応急処置の知識と技術を習得します。

これらの講習は、普通自動車免許の場合、合計で7時限(1時限50分)となります。自動二輪免許の場合は、危険予測と応急救護処置の2つで6時限です。取得時講習にかかる時間について、さらに詳しく解説していきます。

取得時講習の所要時間は?

取得時講習の所要時間は、受ける免許の種類によって異なりますが、一般的には以下の通りです。

■ 普通自動車免許の場合

  • 危険予測講習:2時限(約100分)
  • 高速道路講習:2時限(約100分)
  • 応急救護処置講習:3時限(約150分)
  • 合計:7時限(約350分)= 約5時間50分

■ 普通二輪免許・大型二輪免許の場合

  • 危険予測講習:2時限(約100分)
  • 応急救護処置講習:3時限(約150分)
  • 合計:5時限(約250分)= 約4時間10分

注意ポイント

  • 教習所によっては、途中に休憩時間や昼休憩(30分〜1時間程度)をはさむこともあるので、実質的には半日〜1日がかりになることもあります。
  • また、講習の開始時間が午前・午後で選べる場合もあるので、予約の際に確認しておくとスケジュールが立てやすいです。

「思ったより長い…」と感じるかもしれませんが、安全運転の意識を高めるために、しっかりと時間が確保されています。事前に時間に余裕を持って予定を立てるのがポイントです!

取得時講習の免除者とは?

取得時講習は全員が受講するわけではなく、免除される人もいます。免除の条件は以下のようになっていますので、この条件を満たす方は免除されます。

  • 指定教習所卒業者:公安委員会指定の教習所を卒業し、特定教習を修了している方は、取得時講習が免除されます。
  • 医療従事者:医師、看護師、保健師、助産師、救急救命士など、応急救護処置の知識を有する職業の方は、応急救護処置講習が免除されます。
  • 既に他の免許を所持している方:普通免許や大型二輪免許などを既に所持している場合、応急救護処置講習が免除されます。

ただし、これらの免除条件は一部の講習に限られる場合もあるため、詳細は試験場で確認することをおすすめします。

取得時講習はどこで受ける?

取得時講習は、試験場で指定された教習所で受講する必要があります。府中試験場で一発試験に合格した場合、以下のような流れで受講します。

  1. 試験合格後、試験場で指定教習所のリストを受け取る。
  2. リストの中から希望する教習所を選び、自分で電話して予約を取る。
  3. 予約した日時に教習所で講習を受講する。

注意点として、取得時講習は人気が高く、予約が取りづらい場合があります。特に土日や祝日は混雑しやすく、1ヶ月以上先まで予約が埋まっていることもあります。そのため、試験合格後は早めに予約を取ることをおすすめします。

取得時講習を実施している教習所一覧の探し方

取得時講習を受けられる教習所は、各都道府県の自動車教習所協会の公式サイトに掲載されています。東京都の場合、以下の手順で確認できます。

■ 東京都の場合の確認手順

  1. 「東京都自動車教習所協会」の公式サイトにアクセスします。 ▶︎ https://www.tadsa.or.jp
  2. トップページから「講習のご案内」または「各種講習」のページへ進みます。
  3. ページの下部に「取得時講習 実施教習所一覧」というリンクが掲載されています。  (※PDFで一覧が公開されていることが多いです)
  4. 自宅や職場から通いやすい教習所を探し、連絡先(電話番号)を確認して直接予約します。

予約のコツ

取得時講習は希望日がすぐに埋まりやすいので、以下のコツを参考にしてみてください。

✔ 試験合格後、すぐに予約を!

試験に合格したその日、もしくは翌日にはすぐに予約の電話を入れることをおすすめします。特に週末や祝日は混みやすいため、早めの行動が鍵です。

✔ 予約可能な複数の教習所に電話してみる

一つの教習所が満席でも、他の教習所なら空いているということはよくあります。エリアを少し広げて検索・問い合わせしてみるのがポイントです。

✔ 平日昼間は狙い目

比較的空いているのは、やはり平日の昼間の時間帯です。可能であれば有給や休みを使って調整してみましょう。

✔ 特定教習の実施校を探すのもアリ

「特定教習」を事前に受講しておけば、取得時講習を免除できます。都内でも実施校は限られますが、運良く予約が取れれば、講習にかかる時間と手間を省略できます。

うっかり失効 取得時講習の対応

運転免許の有効期限を過ぎてしまった場合、いわゆる「うっかり失効」となります。この場合、再度免許を取得するためには、以下の手続きが必要です。

  1. 学科試験と技能試験を再度受験する。
  2. 取得時講習を受講する。

ただし、失効から6ヶ月以内であれば、特定の条件下で試験の一部が免除されることがあります。また、応急救護処置講習については、前述の免除条件に該当する場合は免除されます。詳細は試験場で確認してください。

特定教習の活用でスムーズな免許取得を

取得時講習は試験合格後に受講する必要がありますが、事前に「特定教習」を受講しておくことで、取得時講習が免除され、試験合格当日に免許証を受け取ることが可能になります。

特定教習は、取得時講習とは異なり、受講可能な期間は仮免許取得後から本免学科試験前までの間に受講できます。特定教習を実施している教習所は限られているため、事前に調査し、早めに予約を取ることが重要です。

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まとめ

府中で一発試験を受けて運転免許を取得する場合、取得時講習の受講が必要です。ただし、特定の条件を満たすことで講習が免除される場合もあります。

ただ、取得時講習を実施している教習所でも、

取得時講習をあまり積極的に開催していない。

というのが現実なんですね。

(入校している生徒の方が大切ですからね、取得時講習だけを受けに来る人を対象にした講習は積極的に開かれていません。)

1発試験でバイクの免許を目指す方に取って、早く取りたい場合に大きな問題点だと思います。

事前に特定教習が受けられる状況がもっと増えると良いのですが、無くはないので、見つけたら事前に受けておくと、免許取得までの時間が大幅に短縮できるでしょう。

僕は車もバイクの中免も1発試験で取得しました。

車の時は横浜自動車教習所というところで事前に特定教習を。バイクの免許の取得時講習は北豊島園自動車学校で受講しました。

教習所に通うのであれば、カリキュラムの中に含まれているので何も気にする事のない講習ですが、試験場で直接受験するのであれば、いずれかの方法で何とか予約を取り、受講することになります。

バイクの取得時講習↓

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車の特定教習↓

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この記事を書いた人

不覚にもうっかり失効中に駐禁…無免許運転という事で免許取消し処分になりました。
そこから府中試験場での1発試験で再取得をしましたが、これがなかなか大変でした。
その時の体験談と、運転免許の1発試験合格に役立つ情報をシェアします!

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