バイク二人乗りで会話を楽しむ!無線機とインカム活用のコツと注意点

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バイクで二人乗りしているとき、「今の景色きれいだったね!」とか「ちょっと次のコンビニ寄らない?」なんて気軽に話せたら、もっと楽しく、安全に走れるのに……と思ったことはありませんか?

ですが、実際は風の音やエンジン音が大きくて、後ろにいる人と会話するのはなかなか難しいですよね。大きな声で叫んでも、ヘルメット越しではほとんど伝わりませんし、何度も振り返ってやり取りするのも危険です。

そんなときに便利なのが、「バイク用インカム」と呼ばれるアイテムです。最近では当たり前のようにヘルメットに装着されているのを見かけるので、気になっている方も多いのではないでしょうか?

インカムを使えば、ヘルメットに装着したマイクとスピーカーを通じて、まるでスマホで通話しているかのように自然に会話ができるようになります。Bluetooth(ブルートゥース)でつながるので、配線のわずらわしさもありません。

例えば、次のようなシーンで大活躍します。

  • 後ろの人に「もうすぐ右に曲がるよ」と伝える
  • 「お腹空いてきたね。どこかで休もうか?」と相談する
  • 景色を楽しみながら「すごい眺めだね!」とリアルタイムで感動を共有する

ただ一緒に走るだけでなく、「会話ができる」というだけで、ツーリングの楽しさも安全性もグッと高まるんです。

今回の記事では、そんなインカムの具体的なメリットや、なぜ今多くのライダーに支持されているのかを詳しくご紹介します。

目次

 インカムのメリットと必要性

バイクに乗っていると、どうしても周囲の音や風の音が大きくて、後ろに乗っている人との会話が難しくなります。そこで大活躍するのが「インカム」です。ここでは、インカムを使うメリットや、なぜ今の時代に必要とされているのかを解説していきます。

■ 安全性がアップする

運転中に後ろを振り向いたり、大声で叫んだりするのは危険ですよね。インカムがあれば、ハンドルをしっかり握ったまま会話ができるので、安全運転を妨げることがありません。特に、道を教えたり、急なトラブルを伝え合ったりする場面ではインカムの存在が心強い味方になります。

■ ツーリングがもっと楽しくなる

「見て見て!あの山、めっちゃきれいじゃない?」「あの店寄ってみようよ」――こんなふうに感動や気づきをすぐに共有できるのも、インカムならではの楽しさです。二人でバイクに乗っているのに、黙ったままじゃもったいない。リアルタイムで気持ちを通わせられるから、旅がもっと思い出深いものになります。

■ 迷子になりにくい

スマホのナビを使っていても、間違って曲がってしまうことってありますよね。そんなとき、後ろの人が「あ、そっちじゃないよ!」とすぐに声をかけられるのもインカムの便利なポイント。お互いの状況がわかるので、道に迷いにくくなります。

■ スマホと連携して音楽やナビも共有できる

インカムによっては、スマートフォンとBluetoothで接続でき、音楽を聴いたり、ナビ音声を聞いたりすることも可能です。相手と音楽を共有することもできるタイプもあり、走行中の楽しみがさらに広がります。

このように、インカムは「バイクで会話ができるようになる」だけでなく、安全性や楽しさもぐんと高めてくれるアイテムです。では実際に、どんな種類のインカムがあるのでしょうか?
次のセクションで、インカムの選び方について詳しくご紹介します。

 インカムの選び方|種類や選ぶポイント

インカムとひとことで言っても、種類や性能はさまざま。せっかく買うなら、自分たちに合ったインカムを選びたいですよね。ここでは、初心者でも失敗しないインカムの選び方をわかりやすく解説します。

■ まずは「タイプ」を知ろう

インカムには大きく分けて以下の3タイプがあります。

  • Bluetoothタイプ
    スマホと接続して使う一般的なタイプ。通話や音楽、ナビ音声を聞くのに便利です。タンデム(二人乗り)でも十分使える性能のものが多いです。
  • メッシュ通信タイプ
    複数人(3人以上)で会話するならこちら。自動で接続が再構築されるため、安定した通話が可能です。仲間とツーリングする人向け。
  • トランシーバータイプ
    電波を使って通話するタイプで、通信距離が広く、山間部などでもつながりやすいのが特徴。ただし、免許が必要な場合もあるので注意が必要です。

■ 「通話距離」をチェックしよう

市街地でのタンデムがメインなら、通話距離が短めのモデルでもOKですが、郊外ツーリングやすこし離れて走ることがあるなら、通話可能距離が長いものを選ぶのがおすすめ。500m〜1kmくらい通信できると安心です。

■ 「バッテリー持ち」も重要!

意外と見落としがちなのがバッテリーの持ち時間。長時間のツーリングをするなら、連続使用で10時間以上持つタイプを選ぶと安心です。使用しながら充電できるモデルもあるので、チェックしてみてください。

■ 「操作のしやすさ」でストレス軽減

バイクに乗っている最中は、手袋をしていたり、操作できる時間が限られていたりします。ボタンが大きい、音声操作が可能など「直感的に使いやすいか」は非常に大切なポイントです。

■ 「防水・防塵性能」は外せない

急な雨やホコリから守れる防水・防塵性能も見逃せません。「IP67」などといった表示があるモデルは安心です。防水性能が低いと、突然の雨で使えなくなることも…。

自分のバイクスタイルや使用環境に合わせて選ぶことで、インカムはより快適なアイテムになります。次は、実際に「おすすめの2人用インカム」を具体的にご紹介していきましょう!

では続いて、**第4セクション「2人乗りにおすすめのインカム5選」**を仕上げます。


4. 2人乗りにおすすめのインカム5選

ここでは、タンデム(二人乗り)にぴったりのおすすめインカムを5つご紹介します。すべて、実際にユーザーから評価が高く、初心者でも使いやすいモデルを厳選しました。

①【B+COM SB6X】バイク用インカムの王道モデル

  • おすすめポイント:音質の良さと接続の安定性が抜群。ペアリングも簡単で、初心者でも扱いやすい。
  • 通話距離:最大1.4km(見通し)
  • 使用時間:最大16時間
  • 価格帯:4万円前後(2台セット)

安定性・使いやすさ・音質の三拍子そろった王道モデル。とにかく「失敗したくない人」におすすめ!


②【SENA 20S EVO】グループ通話も視野に入れたい人に

  • おすすめポイント:グループツーリングにも強いメッシュ通信に対応。スマホ連携やFMラジオも◎
  • 通話距離:最大2km(見通し)
  • 使用時間:最大13時間
  • 価格帯:3.5万円〜4万円(2台セット)

2人だけでなく、今後複数人でのツーリングも考えているならこれ!


③【デイトナ DT-E1】コスパ最強のエントリーモデル

  • おすすめポイント:1万円台で買えるのに、通話・音楽・ナビがしっかり使える。操作もシンプル。
  • 通話距離:最大800m
  • 使用時間:最大12時間
  • 価格帯:1.5万円前後(2台セット)

初めてのインカムにぴったり。低予算でそこそこ良い物を求める人に最適!


④【Cardo FREECOM 2X】音楽重視派におすすめ

  • おすすめポイント:JBLの高音質スピーカーを搭載。音楽や通話の音質を重視する人向け。
  • 通話距離:最大800m
  • 使用時間:最大13時間
  • 価格帯:3万円前後(2台セット)

高音質で音楽や会話を楽しみたいタンデムライダーにおすすめ!


⑤【LEXIN B4FM】Amazonで高評価の定番格安モデル

  • おすすめポイント:1万円台前半と圧倒的な安さ。基本機能はしっかりカバー。
  • 通話距離:最大1.2km
  • 使用時間:最大15時間
  • 価格帯:1.2万円〜1.5万円(2台セット)

コスパ重視派や「とりあえず試してみたい」方にぴったり!


どのモデルも、タンデムライダーにとって使いやすく、価格や機能のバランスがとれています。

インカム使用時の注意点

バイクでのインカム使用はとても便利ですが、安全に使うためにはいくつか注意点があります。以下のポイントをしっかり押さえて、快適かつ安全なタンデムツーリングを楽しみましょう。

① 話しすぎに注意!運転に集中できる環境を

会話が盛り上がりすぎて、ついつい運転への注意がそれてしまうことも。楽しいのはいいことですが、あくまで「運転が最優先」です。
特に交差点やカーブなどの危険ポイントでは、会話を控える意識を持ちましょう。

② 音量の設定に気をつけよう

風切り音やエンジン音に負けないよう、つい音量を上げがちですが、大きすぎる音は聴力への負担になります。
また、周囲の車や緊急車両の音が聞こえにくくなることもあるので、音量は適切に設定することが大切です。

③ バッテリーの残量確認は出発前に

長時間のツーリングでは、途中でバッテリー切れになることもあります。せっかくの会話が途中で途切れないように、出発前には必ず充電を確認しておきましょう。
モバイルバッテリーを携帯しておくと安心です。

④ 雨や水濡れ対策も忘れずに

多くのインカムは「防水」または「生活防水」仕様ですが、豪雨などの強い雨では故障の原因になることも。
ツーリング前に防水性をチェックし、必要に応じてレインカバーなどを準備しておくと安心です。

⑤ 法律上のグレーゾーンにも注意

インカムの使用そのものは違法ではありませんが、「運転に支障が出るほどの会話」や「スマホの操作」などは、道路交通法違反になる可能性もあります。
安全第一で使い、交通ルールは必ず守りましょう。

以上の注意点を意識すれば、インカムはバイクライフをより豊かにしてくれるアイテムになります!

車とバイクの会話は可能?インカムで車ともつながろう!

「車に乗っている家族や友人と、バイクに乗りながら会話したい」——そんな希望を持つ方も少なくありません。
結論から言うと、インカムの機種によっては、車とバイクの間でも会話が可能です!

■ Bluetooth接続でスマホ通話を中継

多くのバイク用インカムは、スマートフォンとBluetooth接続することで、電話の音声をインカムに転送する機能を持っています。
つまり、車側の人がスマホで電話をかければ、バイクに乗っている人もハンズフリーで応答ができる、というわけです。

この方法なら、バイクと車が離れていても携帯電波が届く範囲なら会話が可能なので、ツーリング中の連携にも便利です。

■ 専用アプリやグループ通話機能でつながる機種も

一部の上位モデルやマルチペアリング対応のインカムには、専用アプリを使ったグループ通話機能があります。
これを活用すれば、車とバイク、複数人での同時会話も可能になります。

  • 親子で、車とバイクに分かれてドライブしながら会話
  • 複数台でのツーリング中に「次の休憩ポイントはここにしよう」といった連絡もスムーズ

■ 注意点:音質と遅延、法規への配慮も大切

ただし、スマホ経由の会話では音質が少し劣化したり、タイムラグが生じることがあります。また、会話に夢中になってしまうと、運転への集中力が下がる可能性もあるため要注意。

さらに、車やバイクを運転中のスマートフォン操作は法律で禁止されているため、運転前に通話の準備をしておく、もしくは音声操作を活用するなど、安全に配慮した使い方を心がけてください。。

技術の進化により、バイク同士はもちろん、車とバイク間の会話も現実的になっています
ただし、便利なツールである一方、使い方を誤ると事故や違反のリスクもあるので、「安全第一」で活用していきましょう。

まとめ:インカムでバイクの会話はもっと自由に、安全に

バイク用インカムを使えば、ツーリング中でも仲間とのリアルタイムな会話が可能になり、走行の楽しさや安心感が大きく変わります。
Bluetooth接続を活用すれば、スマホ経由でグループ通話や車との会話も実現でき、家族や友人との移動がより快適になります。

ただし、インカムの使用には機種ごとの通信距離や対応台数の違いがあるほか、運転中の会話には注意が必要です。音楽や会話を楽しみながらも、周囲の状況にしっかりと注意を払い、安全運転を心がけましょう。

バイクライフをもっと快適に、もっと楽しく。
あなたの走りを支える「耳からの安心ツール」として、ぜひインカムをうまく活用してみてくださいね。

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この記事を書いた人

不覚にもうっかり失効中に駐禁…無免許運転という事で免許取消し処分になりました。
そこから府中試験場での1発試験で再取得をしましたが、これがなかなか大変でした。
その時の体験談と、運転免許の1発試験合格に役立つ情報をシェアします!

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