運転免許証の写真って、5年〜10年も使うから「少しでも可愛く写りたい」「目を大きく見せたい」と思いますよね。
そんなときに頼りたくなるのがカラコン。でも実際、「免許証の写真でカラコンってOKなの?」と気になる人は多いはず。
実は、警視庁をはじめとする各都道府県の警察では、カラコンの使用に関して一定のルールがあるんです。
「免許証の写真って、笑ったらダメなの?」「証明写真機で背景色って選べるの?」そんな疑問もよく聞きますよね。
一発勝負で撮る免許証写真だからこそ、後悔したくない…!
この記事では、カラコンだけでなく「笑顔OK?」「背景は白じゃなきゃダメ?」など、気になる最新ルールをまるっと解説していきます!
「警察はカラコンをどう見てる?免許写真のルールとは」
結論から言うと、カラコンを使って撮影された写真は、原則NGとされています。
たとえば、警視庁の公式サイトでは「カラーコンタクトレンズの使用によって、目の色や輪郭が変わってしまうと、本人確認に支障が出る」としており、はっきりと禁止されています。
また、熊本県警など複数の都道府県でも「サークルレンズやカラコンは、写真の受付ができない」と注意書きがあります。
つまり、目の印象を大きく変えるレンズは避けるべきというのが、全国的な共通認識となっています。
ナチュラル系ならバレない?地域によって違うって本当?
ここで気になるのが、「じゃあ、ナチュラルな色のカラコンだったら大丈夫なの?」という点。
実は、都道府県によって対応が多少違うケースもあるんです。たとえば、極端に瞳の色を変えないタイプ(裸眼風・色素薄い系など)のレンズなら、黙認されることもあるとか…。
ですがこれはあくまで“ケースバイケース”。受付の人が気づけば撮り直しを求められることもありますし、最悪は受理されない可能性も。
どうしても使いたい場合は、事前に地元の運転免許センターに問い合わせて確認するのが安心ですよ。
「カラコンがNGな理由とは?免許証が大事にされるワケ」
免許証の写真って、単に「顔が映っていればいい」わけじゃないんです。
なぜなら、免許証は身分証明書として、銀行口座の開設や契約、本人確認など、さまざまなシーンで使われるから。
目の大きさや色が変わってしまうカラコンは、本人の特徴を正確に伝えられないとしてNGなんですね。
特に、縁取りが強く黒目を強調する「サークルレンズ」や、がっつり色がついたデザイン系カラコンは、本人確認の妨げになるため、完全にアウトとされています。
「それでも写りよく撮りたい!カラコンなしで盛る方法」
「じゃあ、カラコンが使えないならどうすればいいの?」
大丈夫、カラコンがなくても写りを良くする方法はたくさんあります!
たとえば:
- 肌色が明るく見える服を着る(白やパステルカラーが◎)
- メイクはナチュラルに仕上げる(特にベースと眉を丁寧に)
- 髪型は顔まわりがスッキリ見えるようにセット
- リラックスした表情で軽く口角を上げる(笑いすぎ注意!)
証明写真機でも「美肌モード」や「ライトアップ機能」がついているものを選ぶと、さらに自然な盛れ感が出せますよ。
どうしてもカラコンで撮りたい…選ぶならどんなタイプがベター?
「やっぱりどうしても裸眼じゃ不安…」という人のために、比較的バレにくい“ナチュラル系カラコン”の選び方をご紹介します。
ただし、前提として「免許用の写真にカラコンは非推奨」であることはお忘れなく。その上で、どうしても使いたい方は、以下のような条件を参考にしてください。
- DIA(レンズ直径)が小さいもの(瞳を大きく見せすぎない)
- フチなし・裸眼風デザイン
- 着色直径が小さめ(12.6mm程度)
- 瞳の色に近いブラウン・ブラック系
ただし、当日「レンズ外してください」と言われる可能性もあるので、念のため裸眼用のメガネやレンズケースを持参しておくと安心です。
「笑顔や背景色は?意外と知らない免許写真のOK・NG」
次に気になるのが、笑顔や背景色についてのルールです。
軽い笑顔はOK
「無表情じゃないとダメ」というイメージがありますが、軽く口角を上げる程度ならOK。
ただし、歯が見えるような満面の笑みや、目が細くなるほどの笑顔はNGとされることが多いので注意しましょう。
背景色は原則「無地の淡色」
証明写真としてのルールでは、白・水色・グレーなどの無地でシンプルな背景が推奨されています。
最近の証明写真機には背景色を選べるタイプもありますが、派手な色・柄入りはNGです。
自分で撮影して持参する場合は、背景に物が映り込まないように注意!
「自分で写真を持ち込みたいときの注意点」
スマホやカメラで自撮りした写真をプリントして免許センターに持っていく…という人も増えています。
でもその際は、サイズや画質、背景、姿勢などのルールをきちんと確認しておきましょう。
主なルールは以下のとおりです。
- 縦3cm×横2.4cm(都道府県によって若干違う場合あり)
- 6カ月以内に撮影されたもの
- 無背景(白・水色など)で、帽子やサングラスなし
- 顔が中心で、頭部から顎までの長さが一定内
持ち込み写真が条件に合わないと、再撮影や再手続きになることもあるので要注意です。
「まとめ|免許証の写真で後悔しないために」
免許証は、長年使う大切な身分証。だからこそ、写真にはこだわりたいですよね。
カラコンで目元を盛りたくなる気持ちはとってもよくわかります。
でも、免許写真には「本人確認」が目的としてあることを忘れずに。
カラコンは基本NGですが、ナチュラルメイクや髪型、姿勢、照明などで、十分キレイに写ることができます。
どうしても不安な方は、事前に地元の運転免許センターへ問い合わせたり、持ち込み写真の条件を確認したりするのがベストです。
「自然体の自分で、ベストな一枚を残す」——それが免許証写真のいちばんのコツかもしれません。
