【排気量別】バイクの年間維持費はいくら?無理なく乗り続ける節約ポイントまとめ

当ページのリンクには広告が含まれています。

バイクを買うとき、つい「車体価格」ばかりに目が行きがちですが、
実は 維持費 こそがバイクライフを続けられるかどうかの分かれ道です。

ガソリン代、保険、税金、メンテナンス…
「年間でどれくらいかかるの?」「どうすれば少しでも安く抑えられる?」
そんな疑問を持つライダーは多いはず。

この記事では、排気量別に見るバイクの年間維持費の目安と、 節約のコツ をわかりやすく紹介します。

ムリなく・楽しく・長くバイクに乗り続けたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

バイク維持費の内訳と年間の目安【排気量別に解説】

バイクの維持費は「どんなバイクに乗るか(排気量)」によって大きく変わります。
ここでは主な費用の項目と、排気量別の年間コストの目安を見ていきましょう。

主な維持費の内訳

費用項目内容おおよその年間費用
自賠責保険強制加入。原付で約5,000円〜/中型・大型で約10,000円前後5,000〜10,000円
任意保険万一の事故に備える保険。補償内容によって差あり15,000〜60,000円
軽自動車税(種別割)毎年4月1日時点の所有者に課税2,000〜6,000円
ガソリン代走行距離・燃費次第。通勤利用なら年間2〜5万円ほど20,000〜50,000円
メンテナンス費オイル交換・タイヤ・チェーンなど10,000〜40,000円
車検(250cc超)2年ごとに必要(中型・大型)年平均 20,000〜30,000円程度

排気量別の年間維持費の目安

排気量クラス年間維持費(概算)特徴
原付(50cc)約4〜6万円通勤・街乗りに最適。税金も安い。
125ccクラス(原付二種)約6〜9万円自動車専用道に入れないが燃費良好。
250ccクラス約9〜12万円車検不要で維持しやすい人気クラス。
400ccクラス約12〜15万円車検あり。パワーとツーリング快適性のバランス。
大型バイク(750cc〜)約15〜20万円以上車検・保険・パーツ費が高め。趣味性強い。

バイクの維持費は「乗り方」と「使い方」でかなり変わります。
筆者のように 通勤+月1ツーリング 程度なら、年間10万円前後で十分楽しめますが、
毎週ロングツーリングに行くような人は、ガソリンやタイヤ交換の頻度が上がり、倍近くかかることも。

維持費を節約する5つのコツ

バイクの維持費は固定費が多いように見えますが、実は ちょっとした工夫で年間数万円 も節約できます。
ここでは、筆者自身が試して効果があった方法を紹介します。

① 任意保険は「ネット型」に切り替える

最も大きな節約ポイントはここ。
代理店型からネット型保険(例:アクサダイレクト、チューリッヒなど)に変えるだけで、年間 1〜2万円 安くなることもあります。

私も以前はディーラー経由で契約していましたが、見直してみたら同等の補償で1万5,000円ほど節約できました。
見積もり比較は無料なので、1年ごとに見直すのが◎。

② ガソリンはポイント還元で節約

毎月の給油も積み重ねると意外と大きい出費。
「楽天ポイント」や「エネオスカード」など、ポイント還元があるクレジットカードを使うだけで 年間3,000円以上 の節約になるケースもあります。

ツーリング時も同じ系列のガソリンスタンドを利用すれば、さらに効率的にポイントが貯まります。

③ タイヤ・オイル交換は自分で or ネット購入+持ち込み

整備工場に丸投げすると、オイル交換で5,000円前後、タイヤ交換なら1万円以上かかることも。
ネットでパーツを購入して 持ち込み対応のショップ に依頼すれば、半額近くに抑えられる場合があります。

筆者もAmazonで購入したオイルを地元のバイク屋に持ち込み、工賃2,000円で交換してもらっています。

④ メンテナンスは「距離」より「状態」で判断

メーカー推奨の交換サイクルはあくまで目安。
実際には、オイルの汚れやチェーンのたるみなど、実際の状態を見て判断 するだけで、無駄な交換を減らせます。
とくに短距離移動中心の人は、過剰メンテになっていることも多いです。

⑤ バイクの使い方を見直す

「通勤に使う日数を減らす」「雨の日は公共交通機関にする」など、
使う頻度を少し減らすだけでも、ガソリン代・消耗品代が大きく変わります。

以前は毎日バイク通勤していましたが、週3日に変えただけで 年間1万円以上 の節約になりました。

こうして見てみると、「ちょっとした工夫の積み重ね」で維持費はかなり変わります。
特に任意保険とメンテナンス費用の見直しは、効果が大きくおすすめです。

節約のつもりが逆効果!維持費を安くしたい人がやりがちなNG行動

「少しでもバイクの維持費を安くしたい!」という気持ちはよくわかります。
でも実は、節約のつもりが逆に高くつく ケースも少なくありません。
ここでは、失敗談も交えながら、やりがちなNG行動を紹介します。

① 安すぎるオイルや部品を使う

ネットで安価なオイルやノーブランドのパーツを見つけると、つい試したくなりますよね。
しかし品質が悪いと、エンジンやブレーキへの負担が増えて 修理費がかさむ原因 になります。

以前は、格安オイルを使ってオイル漏れを起こし、結局修理代で1万円以上かかった苦い経験があります…。
信頼できるメーカー製品を選ぶのが結局いちばん安上がりです。

② 任意保険を解約してしまう

「事故しないから大丈夫」と任意保険を切ってしまうのはとても危険。
もしもの事故で相手にケガを負わせた場合、数百万円〜数千万円単位の賠償 が発生することもあります。

保険は「使わないのが理想」ですが、いざという時の安心料だと思って継続しましょう。

③ メンテナンスを先延ばしにする

オイル交換やチェーン調整などをサボると、燃費が悪化したり、最悪の場合エンジンが焼き付くことも。
「まだ大丈夫だろう」と放置するより、小まめな点検で結果的に安く済ませる のがコツです。

④ 乗らない期間にそのまま放置

冬の間などにバイクを放置しておくと、バッテリー上がりやタイヤのひび割れなど、再び乗るときに修理代が発生しがち。
長期間乗らないときは、ガソリンを満タンにして保管+月1でエンジン始動 が理想です。

⑤ 車検・税金の支払いをうっかり忘れる

車検切れや税金滞納は、節約どころか罰金や再手続きの手間がかかるケースもあります。
カレンダーアプリやリマインダーで、更新時期を見える化 しておくと安心です。

節約は「無理をしない・安全を削らない」が鉄則です。
バイクは趣味でもあり、命を預ける乗り物。
安心して長く乗るためにも、賢く・安全にコストを抑える工夫 をしていきましょう。

まとめ

バイクの維持費は、思っている以上に「見直しの余地」があります。
排気量や使い方によって年間の費用は変わりますが、平均すると 10万円前後 が目安です。

保険の契約内容を見直したり、ネットでパーツを購入して持ち込み整備を活用したりするだけで、
年間で 数万円の節約 も十分可能です。

一方で、安さを追い求めすぎると、後々の修理費やトラブルでかえって高くつくことも。
「安全」と「安心」を保った上で、ムリのない節約を意識するのがポイントです。

筆者自身も、通勤や休日ツーリングを楽しみながら、年間コストを10万円以下に抑えられるようになりました。
少しずつ工夫を積み重ねることで、快適で長く続けられるバイクライフ が手に入ります。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

不覚にもうっかり失効中に駐禁…無免許運転という事で免許取消し処分になりました。
そこから府中試験場での1発試験で再取得をしましたが、これがなかなか大変でした。
その時の体験談と、運転免許の1発試験合格に役立つ情報をシェアします!

目次