バイクのナンバープレートと一緒に自賠責保険シールも無くなった!再発行するには?

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朝、いつものようにバイクに乗ろうとしたら──
ナンバープレートがない。しかも、自賠責保険のシール(ステッカー)も一緒に消えている

そりゃそうですね、自賠責保険のシールはナンバープレートに貼り付ける仕組みになっているので、プレートが盗まれると当然なくなってしまいます。
「え、あのシールも再発行できるの?」「保険はどうなるの?」と焦る人も多いはず。

この記事では、ナンバープレートと一緒に自賠責保険のシール(ステッカー)が無くなったときの正しい対処法を、実体験を交えてわかりやすく解説します。
同じようなトラブルに遭った人のための保存版です。

目次

自賠責保険のシールとは?なくなったらどうなる?

まず前提として、バイクや軽自動車に貼られている「四角いカラーステッカー」は、自賠責保険の有効期限を示すシールです。

これは「自賠責保険証明書」とセットで扱われていて、ナンバープレートに貼ることが法律で義務づけられています。
このシールがない=「自賠責に入っていない」と見なされる可能性があるため、走行すると違反になる場合もあります。

つまり、

ナンバープレートが盗まれた=シールもなくなった場合は、早急に再発行の手続きを行う必要があります。

自賠責保険シールがなくなったときの手続き方法(ステップ形式)

僕自身もナンバー盗難と同時にシールもなくなり、どうしていいかわからずに焦りました。
でも、順番を守って進めれば問題ありません。以下の流れで手続きを行いました。

ステップ1:まずは警察に盗難届を出す

ナンバープレートが盗まれた時点で、警察への届出は必須です。
その際に「ナンバープレートと一緒に自賠責シールもなくなった」と伝えておきましょう。

警察では「被害届」や「盗難届受理番号」を発行してくれます。
この番号が、後の再発行手続きで必要になります。

ステップ2:ナンバープレートの再交付手続きを行う

バイクの種類によって、手続き先が異なります。

  • 原付・小型二輪(125cc以下) → 市役所または区役所
  • 普通二輪・大型二輪(126cc以上) → 運輸支局

ここで「盗難によりナンバーを再交付したい」と伝えましょう。
再交付手続きには、警察の受理番号・標識交付証明書・身分証などが必要です。

ステップ3:自賠責保険シールの再発行を依頼する

ナンバー再交付が済んだら、次は加入している保険会社(または代理店)に連絡をします。

電話で「ナンバープレートが盗まれたため、自賠責保険シールもなくなった。再発行をお願いしたい」と伝えればOKです。
このとき、以下の情報が求められることが多いです。

  • 契約者氏名
  • 車両の登録番号(新しいナンバー)
  • 保険証明書番号
  • 盗難届受理番号(あればスムーズ)

保険会社側で確認が取れ次第、新しい自賠責ステッカーを再発行してくれます。
多くの場合は1〜2週間ほどで届きますが、代理店で即日対応できる場合もあります。

ステップ4:新しいナンバープレートに貼り付ける

新しいシールが届いたら、すぐにナンバープレートへ貼り付けます。
貼る位置は原則として「ナンバープレート左上」。
剥がれ防止のため、しっかり圧着させましょう。

もし古い自賠責保険証明書を紛失している場合は、証明書自体の再発行も依頼できます。
(保険会社や代理店に「保険証も紛失した」と伝えれば対応してくれます。)

気をつけたいポイントと注意事項

● 再発行しても有効期限は変わらない

自賠責シールを再発行しても、保険期間は当初契約時のままです。
更新日が近い人は、そのまま更新を兼ねて再加入したほうがスムーズです。

● 保険会社がわからないときは?

自賠責保険の契約先が思い出せない場合は、

  • 保険証書が残っていないか確認
  • バイク購入店に問い合わせる
  • 以前の支払い明細(クレジット・銀行引き落とし履歴)を確認

で特定できます。

● 走行前に必ず貼っておく

新しいナンバーが交付されたあとも、シールを貼るまでは走らせないようにしましょう。
貼付がないまま運転すると、「自賠責未加入車両」として扱われ、1年以下の懲役または50万円以下の罰金に処される可能性があります。

防犯対策も忘れずに!

今回、僕は「盗難防止ボルト」を取り付けて対策しました。
1000円前後で購入できるもので、専用工具がないと外せません。
また、自賠責シール部分に透明カバーを付けておくと、剥がし防止にもなります。

さらに、ナンバーと自賠責シールをスマホで撮影して、データで残しておくのもおすすめ。
盗難や紛失時の再発行がスムーズになります。


まとめ|ナンバープレート+自賠責シールがなくなっても焦らずに!

ナンバープレートと自賠責保険シールが同時に盗まれても、
きちんと手順を踏めば元通りにできます。

対応の流れまとめ

  1. 警察に盗難届を出す(受理番号をもらう)
  2. 市役所または運輸支局でナンバー再交付
  3. 加入している保険会社で自賠責シール再発行
  4. 新しいナンバーにシールを貼り付けて完了

焦らず、順番に対応していけばOKです。

最後に:バイクは「保険とナンバー」で守られている

僕はこの経験を通して、

「ナンバーもシールも、ただの鉄と紙じゃない。バイクの“身分証”なんだ」
と痛感しました。

盗まれた瞬間は焦りますが、正しい手順を知っていれば怖くありません。
あなたの愛車も、そして家族の安全も守るために、今日から少しだけ防犯意識を高めていきましょう。

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この記事を書いた人

不覚にもうっかり失効中に駐禁…無免許運転という事で免許取消し処分になりました。
そこから府中試験場での1発試験で再取得をしましたが、これがなかなか大変でした。
その時の体験談と、運転免許の1発試験合格に役立つ情報をシェアします!

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