バイクの取得時講習に行ってきました。
取れた免許、いえ、まだ取れてないですね。
合格した免許は普通自動二輪車のMTです。
普通自動車の免許を持っているので、応急救護の講習は免除ですが、講習料金のお値段は13,000円、講習にかかる時間は3時間。
非常にめんどくさいですね…
そんなバイクの取得時講習の内容は?
講習時間の3時間は、50分ずつと間に10分ずつの休憩がありました。
講習内容は
- シミュレーターで危険予測。
- 危険予測に関するビデオの鑑賞とディスカッション。
- コースに出ての実技指導。
今回、この北豊島園自動車学校に取得時講習を受けに来たのは、僕を含めて3人。
僕は普通自動二輪免許のマニュアル、後の2人は小型スクーターのオートマ免許でした。
シミュレーターでの危険予測。
1時間目はシミュレーターを使っての危険予測です。
シートをガコン!と付け替えて、オートマ、マニュアル、どちらのシミュレーションもできます。
操作感はなかなかリアルですが、水たまりを踏んだだけで転倒したり、あり得ないところから人や車が飛び出してきたり、ちょっと理不尽で、事故るとなんだか悔しい気分…
ビデオの鑑賞とディスカッション。
休憩の後、室内でバイクを乗っている時の危険なシーンの再現や、実際の事故の様子、バイクならではの気をつける点などのビデオを見た後、教官と参加者によるディスカッション。
ディスカッションの内容は何でもアリでした。
試験に関する疑問点などもどうぞ。
と言われたので、小型免許の1人は、次に中型免許も1発で取りたいということで熱心に質問していました。
教官は埼玉の人で、鴻巣の試験場は非常に厳しくて難易度が高いこと、例えば、挨拶ができないと不合格、ヘルメットの持ち方でも不合格、二種免許にいたっては、ネクタイ着用じゃないと不合格といった裏話を教えてくれました。
免許に関することで聞きたい事があれば準備しておくと良いですね。
コースに出ての実技講習。
最後は試験場のコースに出て、実際にバイクに乗っての実技講習です。
試験ではないので、少し違った運転方法。
ジグザグに蛇行したり、コース内でUターンを繰り返したり、
バイクの運転に慣れる。
という目的の講習で、40分ほど乗りっぱなしは意外と疲れました。
他にもスラロームや一本橋も練習させてもらい、この練習ができたらバイクの1発試験も一回で合格できたかな〜?
結局、取得時講習って何?
以上で講習は終了。修了証をもらって帰ります。
この修了証を持って、またまた府中の試験場に行けば免許の交付が受けられます。
で、結局この取得時講習って何?
僕の印象ですが、講習を行う教官もそこに意味を感じていないのか、すごくのんびりと時間を使って、法律上で必要だからやってますよ。皆さんものんびり過ごしてくださいね。
って雰囲気でした。
確かに危険予測や運転の練習、必要だし、そこに意味はあるように感じましたが、試験場で1発試験に合格してから、1ヶ月、あるいはそれ以上の待ち期間を経て、高い講習料金を払い、再び試験場に行って免許の交付。
これはシミュレーター以上に理不尽なシステムなような気がします。
もちろん教習所に通ったり合宿免許に参加している人は、カリキュラムに含まれています。
取得時講習のみを積極的に実施している自動車学校が少ないのは、それだけ自動車学校にとっても、旨みも少なく手間のかかることなのでしょう。