取得時講習の代わりになる特定教習。その違いとは?

必要な講習および教習

取得時講習と特定教習?まるで聞き慣れない言葉ですが、免許を取るためにはどちらか一方を必ず受講する必要があります。

どうして2種類もあるのか?どちらを受講するのが良いのか?

その違いと取得時講習という制度について知っておきましょう。

1発試験で免許を取る方は知っておかないと後で損するかもしれませんよ〜

講習と教習の違い

取得時講習と特定教習の違いは、

・講習は免許を取ってから受けるもの。
・教習は免許を取る為に、免許を取る前に受けるもの。

だそうです。名前が違うだけで内容も同じ。
さて、僕も本免許の学科試験にも無事に合格し、残す試験は本免許の技能試験のみとなりましたが、そこで合格したとしても、その日に即交付にはならないんですよね。

免許を交付してもらうためには、“取得時講習”というのを受講する事が法律で義務付けられているのです。

試験の合格後には、この講習をどこかの教習所で受けなければいけません。

取得時講習の内容。

内容は高速講習、危険予測講習、応急救護処置講習で料金は13550円。
(医師や看護師の方などは応急救護処置講習は免除されて9800円になります。)

通常、特定教習を知らない場合の流れは、府中の試験場で合格後に紹介される”普通の教習所”で取得時講習を受けるんですが、これがいつ予約を取れるかわかりません。

試験場で合格後に渡される取得時講習を行っている教習所のリストの中から選び、自分で電話をして予約を取る訳ですが、この予約がなかなか取れないので、場合によっては1ヶ月先まで取れないなんて事も普通にあります。

何故なら取得時講習を積極的に開催している教習所は少ないようなんですね。

もちろん毎日開催している所となると都内では皆無です。

法律で義務付けられている講習ですが、この講習は自分のところの生徒でもない人のためにわざわざ開講するというのは、教習所にとっては面倒な事なのでしょうね…

ここで”裏ワザの特定教習”

試験場での説明では一言も言われませんが、“特定教習”というのを実施している所が都内に数カ所あります。

この特定教習は合格前に、事前に受けておくことができます。

事前に受講して修了証を持っていれば、技能試験合格の当日に免許証の交付を受ける事ができるのです!

つまり取得時講習の受講が免除されるんですね。こちらは毎日実施してる所もあります。

特定教習を行っている場所。

都内で特定教習が受けられる所と料金を調べてみますと

  • 新宿自動車学校  14000円

場所は新宿で毎日実施。(月曜日お休み。)

  • 横浜ドライビングスクール 13550円

場所は鮫洲で毎日実施。教官の名前が横浜さんです。

  • 荻窪自動車学校  20000円

曜日が限られてますが予約は取りやすそうです。高速教習も実車でやるよう。

  • サカイドライビングスクール  18000円

高幡不動。開催日時は電話で問い合わせ。

  • FCAドライビングスクール  15000円

大久保  (外国人の方にオススメ。)

  • 神奈川県 三ツ境自動車教習所  24200円

神奈川県で唯一、特定教習を行っているところ。三ツ境からバス3個目。

と、料金や実施日などは様々。

その中から、僕は料金も取得時講習と同じ(安い!)で毎日実施してる”横浜自動車学校”というところに申し込みをしました。

しかも日程は府中試験場での技能試験の前日。特定教習では実車にも乗るらしいので、練習を兼ねて試験日に近い方が良いと思いまして。

仮免での路上練習からも時間が開いてしまいますし、きっと府中試験場での技能試験にも役立つ教習だろうという期待と不安の特定教習です。

ただし、路上教習もあるこの特定教習ですので、仮免許は必要になりますので、受けるタイミングとしては、仮免合格後〜技能試験の日までになるという事を頭に入れておいてください。

ps.予約が非常に取りにくい取得時講習の代わりに受講した、横浜自動車学校の特定教習はなかなか面白かったです。その時の体験談はコチラです↓

横浜ドライビングスクールの特定教習
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