バイクの免許を試験場で直接受験する、通称1発試験。
申し込みの手続きから、取得、免許証の発行までの流れを見てみたいと思います。
先に言っておきますが、1日で免許を取ることはできません。
バイク免許の1発試験の流れ
申し込みと適正試験(目の検査)、学科試験の受験日の予約。
(学科試験が免除の方は技能試験の予約)
↓
学科試験の受験。
(合格なら技能試験の予約。不合格なら次回の学科試験の予約。)
↓
技能試験の受験。
(合格なら次へ。不合格なら次回の技能試験の予約。)
↓
取得時講習の受講。
(別の日に指定された自動車学校で受講。)
↓
免許証の発行。
(再び試験場で。)
これが1発試験で免許証を取る為に必要な手続きなどの流れなんですね。
という訳で、通常の通りの段取りですと、
申し込み→学科試験→技能試験→取得時講習→免許証の発行手続き。
と、試験場に4回と、教習所に1回、合わせて5日の日数が必要になります。
試験に関しては実施している日も限られたり、次回の予約がだいぶ先になってしまう事もあり、おそらくすんなり行っても1〜2ヶ月の期間を要します。
手続きを省略できるパターン
この基本的な流れのうち、いくつかは省略して、時間を短縮して早く免許証を取れる場合があります。
1番早く取れるパターンは、自動車免許などの免許証を持っていて、特定教習を取得時講習の代わりに事前に受けておくこと。
この場合は学科試験と取得時講習が免除されます。
申し込み(技能試験の予約)→技能試験→その日に免許証の更新手続き。
と、最短2日で取る事ができます。
(申し込んだ次の日に技能試験の予約が取れる劇レアなパターンも。)
取得時講習を事前に受講。
そうでない場合でも、取得時講習が免除になる特定教習を事前に受講しておく方法はおすすめです。
そうする事で、技能試験の合格後は、取得時講習が免除され、その日に免許証の交付の手続きをすることができます。
ただし、普通自動二輪の特定教習を実施している教習所はかなり少ないので検索してもなかなかヒットしてくれません。
東京近郊では神奈川県の二俣川自動車学校ぐらいでしょうか?
それでも技能試験の合格後に指定された自動車学校に行って特定教習を受け、再び試験場に行くという手間を省略できるのは大きいですね。
自動二輪の1発試験にかかる期間。
最短で2日という期間をご紹介しましたが、それでも事前に特定教習を受けるので、実質はもっと長いです。
一般的に技能試験の予約待ちが1〜3週間、取得時講習の予約待ちも、これまた3週間ぐらいなので、1発試験での免許取得には1ヶ月以上の期間が必要になります。
ちなみに教習所に通う場合、この講習もカリキュラムに含まれていますので、2週間程度でも取得が可能になるんですね。
必要な手続きや講習がパッケージされた教習所のプランはやはり魅力的です。
費用をとにかく安くしたいなら、頑張って1発試験にチャレンジするのもアリでしょう。
*僕の1発試験の体験談をまとめています。