凡ミスで終了…バイク免許の技能試験の体験談と注意点(2回目)

バイク免許の体験談

天気は快晴!

前回の初めてのバイク免許試験からおよそ3週間。

技能試験2回目のチャレンジです。

前回は13年というブランクからのバイクの運転に、楽しくなりつつも運転技術はとても試験に合格できるものでは無い事が判明!

気を引き締めて2回目のチャレンジです。

前回のおさらい。

全く運転技術というのはクセというものがどうしてもあります。

運転を経験していればしているほどなおさら。

ニーグリップをしっかりと。

なんてバイクの運転の基本はどこへやら?

両足を使ってフラフラとバランスをとりながら、S字を抜けたところであえなく試験終了となりました。

その不合格の最大のポイントは、ズバリ

スラローム走行!

パイロンに当たったりしていませんが、4秒ほどタイムオーバーで、ここだけで20点の減点でした…

そして両足を使った自己流のバランスの取り方。

この2つの理由により不合格となりましたが、まぁS字まで行けたのは、13年ぶりの運転にしては健闘したのでは?と思っています。

感触としては、バイクの運転の練習をする機会も無いのであと2回ぐらい受験すれば合格できるのでは?と思う2回目。

イメージトレーニングをお忘れなく。

イメージトレーニング。これ大事。ってか、練習しない以上それしかありません!ユーチューブのバイクの運転技術に関する動画、特にスラロームの講習なんかの動画を眺めて、しっかりと蛇行できるイメージを。

コツは頭の位置を変えず、下半身を振って体重移動する、スキーのようなイメージです。

走行コースを歩いて下見する時間も試験当日にはありますし、イメージトレーニングをする機会はたくさんあります。

が、ここでのちょっとした油断が、残念な結果に繋がってしまいました…

だからイメトレは合格のために大切なんですよ!

前回の試験ほど緊張しません。まぁ緊張はしたんですが、走行コースは頭に入ってますから!

受け付けを済ませてバイクの試験コースに移動。

大型、中型、小型バイクの受験者が揃うと、走行コースを歩いて下見できます。

試験の様子や段取りはこちらの1回目の記事をどうぞ

バイク1発!実際の技能試験の様子。

うむ、やっぱり走行順路はバッチリ頭に入っています。

ですが、順路の通りに歩くと10分以上かかるコースです。今回は前回不合格になったポイントのスラロームを入念に何度も、小走りながら腰を振ってイメトレ。

とにかくスラロームを減点なく通過できるように。

という事で、他のコースははしょっての下見にしました。

凡ミスであえなく試験終了…頭の中はクエスチョン?

試験の順番は4番目。

1番目の人、1本橋を渡ってスラロームに行くところでまさかの転倒!試験終了…暗雲が立ち込めます。

2番目の人は前回も一緒だった人で、急制動(短制動)のブレーキのタイミングが早すぎて不合格になった、とても惜しかった人。今回は急制動をクリア!最後の課題の坂道発進でエンストしていましたが、エンストは減点対象ではないので、ほとんど減点無しで合格!

暗雲が晴れました。

3番目の人、明らかにヘタです…ギアチェンジでガクンガクン、中央のコースに行く右折の止まらなくて良い場所で一時停止したあげく、エンストしてしば〜らく発進できません(5分ぐらいかかったかな?)という訳で、踏み切りにも行かせてもらえず終了。

再び暗雲…

2番目に合格した人の運転をイメージして、いざ!僕の番。やっぱり緊張しますので、スタート前はしっかり深呼吸を。

採点されない慣らし運転の直線で、ちょっとだけ蛇行してスラロームの練習してみました。減点されませんが、慣らし運転での練習は悪い印象を与えるのでおすすめできませんが、背に腹はかえられませんよね。

左回りの外周、障害物、そして1本橋は表示されるタイムを見ながら7.4秒。問題のスラローム、視線は1つ先のパイロン、スローインファーストアウトのイメージでアクセル、ブレーキングで通過!スラロームにタイムは表示されませんが、おそらく大丈夫。

何秒以内?減点ポイントをまとめた記事。

右折してコースに戻り、あとは落ち着いて運転すれば合格できそうな予感も少しだけしてきました。

中央のコースに入って次は踏み切り。のハズが?

「◯◯さん、信号右折して発着点に戻って下さい。」

ん?僕?思わず自分の顔を指差し、試験官を見るとしっかりと頷いています。

なんで?どうして?

頭の中はクエスチョンだらけ。全く理由が分かりませんが、気がつかないでパイロン倒した?など頭の中はグルグル、納得できませんが、ここは試験官の指示に従わなければなりませんので、落ち着いて発着点に。

不合格の理由…

「試験終了の理由はわかります?」

「いえ、ちょっとわからないんですけど…」

何度も書いてますが、凡ミスなんです。気がつかないうちに。

理由はコース図を出して試験官が丁寧に説明してくれました。

「スラロームからコースに出た時のこの場所、ここは片側二車線で、ここを走行しなくちゃいけないんですよね。」

あちゃー!反対車線を走ってました!ほんの5メートルにも満たない短い距離ですが、実はこのミス、15年以上前に自動車学校での試験でもやったことを瞬時に思い出しました!

深いため息とともにガックリと肩を落とし、

「あーっ、逆走ですね。」

「そうですね、残念ながら試験終了の対象です。それ以外は減点はありませんでしたよ。」

逆走は法令違反です。そりゃ1発終了ですね、1発試験で1発終了…笑えません。はっきり言って滅茶苦茶ショック!

スラロームをクリアして大きく前進し、それ以上に後退という結果。

コースの下見でちゃんと順路通りに歩けば気付けたかもしれないという後悔が残ってしまいましたし、僕の家から府中試験場までは電車とバスを乗り継いで1時間半。

これだけ時間をかけて行き、1/3にも満たない受験で終了とは、切ない話しじゃありませんか?

次回の試験に向けて。

技能試験は簡単には受からないとは言え、次回は必ず合格!という決意を強く持ち、予約を取ってトボトボと帰りました。

ですが1つ良い事が。次回の試験の予約が一週間後に取れたんですね。通常は3週間後ぐらいになるところ、空いている時期のようで一週間後に予約できたのは、今回の感触と反省を持ったまま受験できます。

今回の悔しさと、スラロームをクリアできた自信。

より一層、合格は近付いたと思います。

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