「昔は車の免許を取ると、バイクにも乗れた」
そんな話を聞いたことがある人も、もう少なくなってきましたね。
実はこの噂、本当なんです。
しかも“限定なし”で、ナナハン(750ccの大型バイク)まで乗れたというから驚きです!
今回は、僕の父親が実際に体験した昭和30年代の免許事情を中心に、「昔のバイク免許」について紹介していきます。
父親から聞いた、昭和の免許エピソード
僕が19歳で初めて免許を取るとき、父親から何度も聞かされた話があります。
- 車の免許証があれば、大型バイクにも乗れた
- タイヤの数だけ試験を受ければOKだった
- 友達の車を借りて練習していた(今なら完全にアウト)
聞いているだけでツッコミどころ満載ですが、当時はそれが普通だったそうです。
「おまけ免許」があった時代
昭和30年代〜40年代初期の免許制度は、今と比べるとかなり大らかでした。
どうやら、自動車の免許を取るときに「二輪も乗りますか?」と聞かれ、「はい」と答えるだけで大型二輪まで乗れる資格が付いてきたとのこと。
この仕組みは、通称「おまけ免許」と呼ばれています。
つまり、車の免許=バイク免許付き。
今では考えられない話ですよね。
当時はまだ免許センターも整備が不十分で、試験場で「タイヤの数」ごとに試験を受けるのが主流。
二輪なら2回、三輪なら3回、四輪なら4回の試験を受けて合格する、という今では信じられないスタイルでした。
昭和の免許はなぜそんなに緩かったの?
背景には、戦後の交通社会の発展があります。
車やバイクが急速に普及し始めた時代で、免許制度そのものが整備途中。
今のように「教習所で段階的に取る」という仕組みがなく、試験場で一発試験を受けるのが当たり前でした。
また、バイクと車の区別が曖昧だったこともあり、「タイヤの数が違うだけ」と考えられていたようです。
現代の免許制度はどんどん進化中
時代が変われば、免許制度も変わります。
ここ数年でも「準中型免許」の新設や、高齢者の「免許自主返納」など、話題になることが増えました。
バイク免許に関しても、原付免許で125ccまで乗れるようにする案などが進んでおり、今後さらに制度が変化する可能性があります。
そして車の方も、サイドミラーのない車、バックモニターが標準の車、自動運転車の登場など、テクノロジーの進化とともに免許の在り方も大きく変わろうとしています。
まとめ:昔の免許話はまるで伝説
父親の世代の「おまけ免許」は、まるで今では都市伝説のような話。
でも、それは確かに実在した制度であり、日本の交通社会の発展を象徴する時代でもありました。
僕自身も、そろそろ免許の自主返納を考える父親から、
「昔はこんな時代だったんだぞ」と貴重な話をもっと聞いておきたいと思います。
